【サロモン (SALOMON)2024-2025モデルスキー板】サロモンの2025年モデルスキー板より基礎スキー向け、オールマウンテンモデルを紹介

サロモン(SALOMON) 2025モデル

アルペンからフリーライドまで幅広いラインナップを持つフランスのメーカー。ワールドカップのレーシングシーンで培われた技術を活かした競技モデル、オールラウンドモデルが魅力。レーシングカテゴリ―のS/RACEシリーズを基礎スキー向けに展開している。2025シーズンより上位モデルにはiconビンディングが搭載されている。オールマウンテンカテゴリーとしては2024シーズンにADDIKTシリーズを新しくラインナップした。同シリーズはオンピステモデルに位置づけられS-MAXシリーズよりさらにゲレンデでのカービング性能、走りに重点を置いたモデルと言える。2025年シーズンからはS-MAXシリーズをフルモデルチェンジした。

S/RACEシリーズ

S/RACE PRIME SL(SRACE PRIME SL ❨2025❩)

srace_prime_sl
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
165 119-66-104 12.0

レース・技術戦・プライズ

エキスパート

価格(税込):¥(ICON RS16/12ビンディング)

S/RACE PRIMEはサロモンのレーシングカテゴリーで最上位の競技専用モデルであるFISシリーズに続く上から2番目のモデル。FISシリーズのSLモデルをベースに全体的にソフトに仕上げられている。サイドカーブはセンター幅が66mmと細く(S/RACE PROやS/RACE 12に比べ2mm細い)高い深回りと高いグリップを持っている。2025シーズンよりはビンディングにICONビンディングが装着されており、スキー板のたわみを引き出し易く、また近年のレーシングスキーで主流の瞬間的なエッジングと直線的なラインを組み合わせたターンを可能にしている。基礎スキーの観点では技術戦でトップスキーヤーが使用するモデル。ブレードテクノロジーによりしなやかなフレックスと高い走りも両立されている。サイズは165cmの1展開。、基礎、オールランドモデルとしては最上位モデルではあるが、板のたわみが出しやすく、コントロールのし易さを感じることが出来るモデル。

ADDIKTシリーズ

ADDIKT PRO ❨2025❩

addikt_pro
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
156 120-66-104 11.0
163 12.0
170 13.0

オールマウンテン

上級

価格(税込):¥

2024シーズンに投入されたオールラウンドカテゴリーの新シリーズであるADDIKTシリーズ。オンピステでのカービング性能が追求されたスキー板で、S/RACEとS/MAXの間に位置づけられたモデル。サイドカーブはスラロームモデルに近くセンター幅は66mmと細め、トップは幅広の設定となっている。スキー板自体が軽いことも魅力でレーシングカテゴリーにはない高い多様性を実現している。ビンディングの取付位置もレーシングモデルより前寄りに装着されている。その為テール部分が長くなるが、その硬めのテールとモーションテールが組わされることにより、ターン後半の走りと高いコントロール性能が両立されれいる。トップが短くなってはいるがブレードテクノロジーがトップ部に採用されていることで、スキー板全体のきれいなたわみを生み出すことができる。サロモンの新しい技術が詰め込まれた魅力的なモデルと言える。

 

S/MAXシリーズ

S/MAX 12(SMAX 12❨2025❩)

s_max12
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
160 121-72-106 15.0
160
165
170

オールマウンテン

上級

価格(税込):¥

S/MAX12はサロモンのオールラウンドモデル(オンピステモデル)の最上位機種。レーシングモデルであるS/RACE PRO SLやS/RACE 12 SLに比べて軽量で、操作性が高い。回転半径も16.0mであり、大回りから小回りまでターン弧を選ばず、快適なクルージングを楽しむことが出来る。対象レベルとしてはSAJ1級レベル。オートマチックにカービングターンに導いてくれるスキー板でもあり、これからカービングターンの質を高めたいという方にもお勧めできる。軽量でサイドカーブも適度でありコブ斜面でも扱いやすいという評価を得ている。センター幅も上記のSLモデルに比べて5mm広い幅広の設計となっており、湿雪や降雪後の軟らかい雪面でもとても扱いやすい。