Information about Skiing in Japan

 

主要スキーエリア情報| 白馬(長野県)

白馬エリアに関して

image_hakuba

白馬は日本を代表するマウンテンリゾートです。長野県北部の北アルプス山麓に位置しています。山やスキー場のスケールは欧米の有名なスキーリゾートにも引けを取らない、世界的な国際山岳リゾートの一つと言えます。国際的なスキー大会も開催されており、世界各国のプロスキーヤー、プロスノーボーダー達が続々と訪れています。標高3000m級の北アルプスから広がる大自然が作り出した山岳地形は、良質なパウダースノーを生み出しています。それは"Japow(Japan Powder Snow)"を代表する、日本最高レベルの質を持つパウダースノーです。世界最高レベルのパウダースノーと言っても過言ではないでしょう。

hakuba_valley

reference:https://www.hakubavalley.com

白馬エリアには合わせて10のスキー場があり、それぞれが豊かな個性を持っており、スキーヤーは自らのレベル、スタイルに合わせて最適なスキー場を選択する事が出来ます。白馬エリアには豊富な温泉があり、様々な温泉を楽しむことが出来ることも大きな魅力です。日本の他のスキー場にはアフタースキーを楽しむことが出来る街が少ないですが、白馬エリアには八方尾根スキー場付近を中心に宿泊だけでなく、レストラン、居酒屋、バーが充実した地域があり、これも白馬の人気を高めています。最近、オーストラリアを中心とした海外からのスキーヤーが多く訪れていることより、国際的な雰囲気となっています。英語を使える宿や飲食店、スキースクールも増えています。

白馬エリアの主なスキー場

     
スキー場 海拔 コース リフト 最長滑走距離 コースレベル
最上部 最下部 初級 中級 上級
白馬コルチナ 1402m 872m 16 6 3500m 40% 30% 30%
白馬乗鞍温泉 1300m 700m 14 9 2500m 30% 50% 20%
栂池高原 1704m 800m 14 19 4900m 50% 30% 20%
白馬岩岳スノーフィールド 1289m 750m 26 12 3300m 30% 50% 20%
白馬八方尾根 1831m 760m 13 23 8000m 30% 50% 20%
Hakuba47 1614m 820m 8 6 6400m 30% 40% 30%
エイブル白馬五竜 1676m 750m 15 12 5000m 35% 40% 25%
HakubaValley鹿島槍 1550m 830m 15 9 5000m 40% 45% 15%

白馬Valley、白馬Valley共通リフト券に関して

白馬Valleyと称し、10のスキー場を一つのスキー場ととらえる動きが進んでいます。その為、各スキー場間のシャトルバスの運行等が強化されており、エリア内の複数スキー場を楽しみやすい環境が次々と整えられています。10のスキー場の共通リフト券も販売されています(各スキー場のリフト券に比べて値段は高い)。白馬のスキー場は一つ一つが十分に大きく、1-2日で何個のスキー場を楽しむことは難しいと言える為、長期滞在のスキーヤーにおすすめと言えます。

hakuba valley共通リフト券価格(2019-2020)

券種 価格 備考
1日券 大人6,100 小人 3,500 購入日のみ有効
2日券 大人 11,000 小人 6,100 使用開始日より3日間有効
3日券 大人16,300 小人9,200 使用開始日より5日間有効
4日券 大人21,700 小人12,100 使用開始日より7日間有効
5日券 大人27,100 小人15,200 使用開始日より9日間有効
6日券 大人32,500 小人18,200 使用開始日より10日間有効
7日券 大人37,900 小人21,200 使用開始日より11日間有効

※上記金額は税込み

※大人 中学生以上(13歳以上) ※子供 小学生(6歳〜12歳 ※未就学児 5歳以下無料

白馬エリアへのアクセス

東京からのアクセスでは長野新幹線、JR特急、高速バスが一般的。以下にそれぞれの特徴と移動時間をまとめます。

長野新幹線+バス

hokurikushinkasen

「東京駅」から「北陸新幹線」で「東京駅」から「長野駅」まで約80分~100分。運賃は指定席で8340円です。その後白馬エリアへの直行バスに乗り各スキー場へ向かいます。停車する順番は、「白馬五竜」、「八方バスターミナル」、「岩岳」、「栂池高原」、「白馬乗鞍温泉」の順番で、所要時間は約60分から90分です。運行時間は日にもよりますが、8:25~20:10分の間です。終点の「白馬乗鞍」まで行かないバスもありますので注意が必要です(一部は八方や栂池が終点です)。バスの運賃は片道2000~2200円です。「八方バスターミナル」までを例に挙げれば新幹線からバスへの乗換えを含めて、東京駅から約3時間~3時間半かかります。

JR特急

新宿駅から特急「スーパーあずさ」があり、乗り換えなく白馬エリアの主要駅までアクセスできるのでとても便利です。しかし、白馬駅直通の便は「あずさ5号」 新宿駅08:00 発-白馬駅11:41 着の一便しかありません。あずさ5号は白馬エリア内では信濃大町、白馬、南小谷に停車します。その他の時間は松本駅で在来線糸井線に乗り換え、白馬方面へ向かいます。各スキー場の最寄駅、及び駅からの送迎バスの有無は以下表を参照ください。

各スキー場へのアクセス一覧表

スキー場新幹線+バスJR特急+在来線
長野~スキー場直行バス有無最寄駅名駅からのバス
コルチナスキー場×※1南小谷
乗鞍温泉南小谷
HakubaValley栂池高原南小谷
白馬岩岳スノーフィールド白馬駅
白馬八方尾根白馬駅
Hakuba47WinterSportsPark×白馬駅
エイブル白馬五竜 神城駅
HakubaValley鹿島槍×信濃大町

※1:予約制送迎バス有

白馬エリアの宿泊に関して

各スキー場のベースに宿泊エリアが広がっています。特に八方尾根スキー場付近は宿泊施設が充実しています。白馬エリアには大規模なホテルは少なく民宿、ペンション、中小規模のホテルが大部分です。その為、年末年始や、ハイシーズンの2月の週末等は予約でいっぱいになることが多く早めの予約が必要です。5つ星の国際的ブランドのホテルは今までありませんでしたが、2019年にマリオットがマリオット白馬をオープンさせました。白馬の南部に位置する大町温泉郷は、白馬エリアにも近く、一部スキー場には無料シャトルバスも運行しており、スキーに加えて、日本の温泉旅館を楽しみたいという方にお勧めです(よりハイレベルな温泉旅館を楽しめます)。