白馬は日本を代表するマウンテンリゾートであり、バックカントリーエリアとしても有名です。FWT等の世界的な大会が開催されたり、各国のプロスキーヤー、プロスノーボーダー達が続々と訪れています。山のスケールや雪質は海外の有名リゾートに引けを取らず、その名は世界レベルとなっています。山岳エリアでもあり、日本の他のBCエリアと比較し、急斜面や大きな標高差を楽しむことが出来ることが魅力です。
※以下で紹介するエリア、コース等は簡易な紹介であり、実際にBCエリアに入る際は十分な知識と経験を持つことが必要です。当サイトは安全の為にも現地ガイドと入山することをお勧めします。
白馬八方尾根スキー場最上部の八方池山荘を起点に東西に延びる八方尾根。その尾根から南北に延びる複数の沢(押出沢、ガラガラ沢、無名沢等)の滑走を楽しむルートが人気です。一方でこれらのエリアは雪崩れのリスクが高い場所としても知られているので注意が必要です。また、これらの沢のエントリーポイントまで到達するには十分なハイクアップスキルが求められます。
日美しい山々の景色、ビッグなオープンバーンが多くのスキーヤーを魅了しています。尾根の下部の「白馬八方尾根スキー場」から、リフトを乗り継ぎ起点となる八方池山荘(標高1830m)まで一気にアクセスすることが大きな魅力です(強風で最上部のグラートクワッドリフトが止まることも多いのが難点)。
BCエリアに行く場合は八方池山荘で入山届を出す必要があります。八方尾根の魅力はなんといってもその標高差と滑走距離。スタート地点を2000mとすれば、下部の標高750m地点まで1200m以上を一気に滑り降りることが出来ます。
栂池高原スキー場最上部の栂の森ゲレンデに西側の鵯峯周辺は少ない標高差のハイクアップで十分な滑走距離を楽しむことが出来ます。白馬乗鞍岳山頂、天狗原はダイナミックなオープンバーンの広がるルートです。天狗原も栂池高原スキー場栂の森ゲレンデからアクセスできます(3月以降はロープウェイを活用し自然公園からアクセス可能)。
天狗原から更に1時間半ほどの登行を経て白馬乗鞍岳山頂に到達出来ます。オープンバーンでもあり雪崩のリスクも高いので十分な知識と経験が必要です。
ロープウェイ自然公園駅付近から栂池高原スキー場方面に向かう形でのルートも小規模ではありますがが2枚ほどのオープンバーンがあり十分に楽しめるコースです。