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スキー場最長滑走距離ランキング

スキー場最長滑走距離ランキングTOP12

最長滑走距離が6000m以上のスキー場をピックアップし、以下ランキングを作成しました。野沢温泉が10,000mでトップ、妙高杉ノ原、蔵王温泉、白馬八方尾根の3スキー場が8,500m~8,000mの長さで続きます。最長滑走距離はスキー場の規模を知る上で重要な指標にはなりますが、初級者向けの林道コース(迂回コース)を含む場合があります。Top4のスキー場のロングコースに関しては当ページで詳しく説明していきます。

最長滑走距離ランキングTOP12

順位 スキー場 所在地 最長滑走距離
1st 野沢温泉 長野県 10,000m
2nd 妙高杉ノ原 新潟 8,500m
3rd 蔵王温泉 山形 8,000m
4th 白馬八方尾根 長野 8,000m
5th おんたけ2240スキー場 長野 7,000m
6th HAKUBA47 長野 6,400m
7th サッポロテイネ 北海道 6,000m
7th 上越国際 新潟 6,000m
7th かぐら 新潟 6,000m
7th 竜王スノーパーク 長野 6,000m
7th 舞子スノーリゾート 新潟 6,000m
7th 天元台高原 山形 6,000m

第1位 野沢温泉スキー場 10,000m

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野沢温泉の最長滑走距離の10,000mは、4つのコースで構成されています。まずは標高1650m山頂部からパウダースノーと美しい景色を楽しめる中斜面のやまびこゲレンデを滑ります。その後ワイドな緩斜面である上ノ平ゲレンデ(初級)とパラダイスゲレンデ(初級)を快適に滑り、ビギナー林間コースを滑るコースで合計10,000mとなります。ビギナー林間コースを滑らず、チャレンジコース(中級)、ユートピアBコース(中級)を滑ることも出来ます。この場合、滑走距離は約6,000mとなりますが、中上級者も大満足できるダイナミックなロングコースとなります。スキー場上部のやまびこゲレンデ(中級)から、野沢温泉を代表するコースであるスカイラインコース(中級)を滑る合計約4500m、高低差約1000mのロングクルージングもとても魅力的です。

第2位 妙高杉ノ原 8,500m

妙高杉ノ原の最長滑走距離8,500mのルートは、しゃくなげコース、パノラマ連結コース、杉ノ原連絡コース、ダウンヒルコース、白樺コース、ファミリーコースの6つのコースで構成されています。最上部の標高は1855m、ベースエリアの標高は731mであり、1123mの標高差を楽しむことが出来ます。スキー場最上部のしゃくなげコースでは美しい景色と上質のパウダースノー、そして豊かな地形変化を楽しむことが出来ます。その後2つの連絡コースを経由し、ダウンヒルコース(中級)、白樺コース(初級)を滑ります。この2つのコースでは爽快なロングターンを楽しめます。その後ゲレンデ下部の緩斜面であるファミリーコースを滑りゴールとなります。

第3位 蔵王温泉 8,000m

Zao_onsen

ザンゲ坂を起点に、ユートピア、百万人ゲレンデを経由し横倉ゲレンデに滑り込むルートが最長滑走距離である8000mになります。 ザンゲ坂は山頂から始まるコースですが、美しい樹氷を鑑賞しながら滑ることが出来ます(中級コースですが、幅が狭いため慎重にすべりましょう)。ザンゲ坂から続く樹氷原コースは斜度も緩くなりリラックスして樹氷や景色を楽しみながら滑ることが出来ます。その後、ユートピアゲレンデ・百万人ゲレンデというワイドで快適なコースを滑り、横倉ゲレンデを滑りゴールとなります。美しい樹氷と約800mの標高差(1661m→855m)のダウンヒルを楽しめるとても魅力的なロングコースです。

第4位 白馬八方尾根 8,000m

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白馬八方尾根は長野県北部の白馬村に位置し、標高差1071m、総面積220ha、リフト数23本の規模を誇る日本を代表するスキー場です。黒菱ゲレンデから咲花ゲレンデまでをつなぐスカイラインコースを滑れば最長滑走距離8000mを楽しめます。このルートは確かに距離が長いですが林道コースを含みます。白馬八方尾根を代表するロングクルージングコースははやはりリーゼンスラロームコースです。コース全長3050m、標高差は800mのコースで日本一の魅力を持つと言っても過言ではないコースです。日本の他のスキー場にも、数多くのロングクルージングコースがありますが、800m以上の標高差をいっきに滑り降りれるコースは多くありません。またコース幅も広く、適度な斜面変化もある為、滑る人を飽きさせません。