【オガサカ (小賀坂)2024-2025モデルスキー板【オガサカの2024-2025年モデルスキー板より基礎スキー向け、オールマウンテンモデルを紹介

創業110年以上の歴史を持つ日本を代表するスキーブランド。日本の雪質、日本のスキー場、そして日本のスキー技術に寄り沿ったスキー板をつくり続けている。技術戦のようなハイレベルな舞台で使用されるTCシリーズ、バッジテストやプライズテストを目指すスキーヤーを支え続けるKEO'Sシリーズ、日本のスキー場を楽しむにぴったりで、上達をサポートしてくれるUNITYシリーズがラインナップされている。2025シーズンよりはTCシリーズが刷新され、ロングターン向けのTC-Lとショートターン向けのTC-Sの2ラインとなり、ミドルターン向けのMはディスコンティニューとなった。KEOSには他らしくKS-AP(ケオッズAP)が追加された。

オガサカ(小賀坂) 2024-2025モデル

TCシリーズ

オガサカ TC-S

TC-S_2025
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
170 119-65-103 13.7
165 12.9
160 12.1
155 11.3

技術戦・プライズ

上級・エキスパート

価格(税込):185,900(SR585付モデル、ビンディングなし)

技術戦でのショートターン種目での使用を主目的として開発されたエキスパート向けのスキー板。サイドカーブは競技SLモデルのTRIUNシリーズとがベースとなっている(ほぼ同等)。TRIUNに比べ軽量芯材を使用することで、競技スキーより多様なターンに対応できる。前衛モデルに比較して若干サイドカーブが大きくなった。SR585プレートを装着した場合には高い技術力と脚力が求められ、その分、スキー板の高い走り等そのテクニカルな性能が発揮される。技術戦の予選通過やクラウンプライズを目指すスキーヤーにおすすめのセットと言える。 プレートなしモデル(ビンディングセットモデル)であれば板の撓みも出しやすく、1級からテクニカル受験レベルまで対応できる。SR585プレートより一段軟らかいFM585プレートを装着すればその中間的な味付けとなる。

オガサカ TC-L

TCL_2025
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
183 107-67-90 13.0
180 12.1
177 11.3

技術戦・プライズ

上級・エキスパート

価格(税込):194,700(SR585付モデル、ビンディングなし)

技術戦等でのロングターンが活用される種目での使用を主目的として開発されたエキスパート向けのスキー板。

 

KEO'S(ケオッズ)シリーズ

KEO'S-XX(ケオッズXX)

KEOS_XX
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
177 113-69-96 13.0
172 18.1
167 17.0
162 15.9

All round

上級・エキスパート

価格(税込):202,000(SR585付モデル、ビンディングなし)

KEO'S-XX(ケオッズダブルエックスは近年KEO'Sシリーズに加わった同シリーズの最高峰に位置づけられるモデル。サイドカーブはTC-MTに近く、ミドル、ロングターンを見据えたサイドカーブとなっているが、ショートターンへも対応できる性能を持っている。KEO'Sシリーズの最上級モデルでありハードな印象がある一方で、サンドイッチ構造が採用されている為、たわみや雪面からの反応を実際の足元で感じやすい設計となっている。ハイスピードターンで雪面に貼りつく様な高い安定性をエッジグリップを楽しむことが出来る。「テクニカルやクラウンプライズでのロングターンで高い点数を目指したい、でも、スキー板は一本で受験したい」というエキスパートスキーヤーにおすすめと言えるスキー板。

オガサカ KEO'S-AP(ケオッズAP)

KEOS_AP_2025
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
170 116-69-98.5 16.0
165 15.0
160 14.0
155 13.0

All round

上級・エキスパート

価格(税込):160,600(SR585付モデル、ビンディングなし)

オガサカのラインナップの中でオールラウンドスキーに位置づけられるのがKEO'Sシリーズ。その中でも上位機種に位置し、指導員資格やテクニカルやクラウンプライズを目指すスキーヤーがメインのターゲットとなるモデル。低速から高速まで、ショートターンからロングターンまで、そして切れの滑りからずれの滑りまで幅広いターンで高い滑走性を発揮するモデル。安定感としなやかさを併せ持っており、ターンサイズがコントロースし易い。プレートはSR585とFM585の2種を選択できるが、SR585を選択した場合は高い走りを楽しめる一方で、より高い技術力と脚力が求められる。プライズテストを目指す方にはSR585を選択することが妥当と言えるが、よりマイルドでたわみを出しやすい味付けが好みのスキーヤーはFM585を選択する方がベターと言える。

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UNITY(ユニティ)シリーズ

UNITY FS1(ユニティFS1)

UNITY_FS2
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
170 119.5-77.5-103.5 17.9
165 119.5-76.5-103.5 16.3
160 119.5-75.5-103.5 14.8
155 119.5-74.5-103.5 13.4

All round

上級・エキスパート

価格(税込):180,400(マーカーFDT TPX12 AN付)

ユニティはオガサカスキーの中でオールマウンテンモデルに位置づけられるシリーズで、UNITY-FS1はその最上位モデルとなっている。センター幅がTCやKEO'Sシリーズに比べて幅広の設定となっており、降雪後の軟らかい雪面から湿雪の様なコンディションでも高い操作性を発揮することが出来る。整地でも幅が広い分エッジグリップもより感じやすい。スキー板のたわみを出しやすいことも大きな特徴で、低速であっても荷重に対しスキーが確実に返ってくることを感じることを感じることが出来る。TCやKEO'Sに比べて軽量設計となっていることで更にその操作性が高められている。ゲレンデでのスキーを楽しく楽しみたい上級スキーヤーやこれから基礎スキーを始めたいという方におすすめのモデル。

UNITY FS2(ユニティFS2)

UNITY_FS2
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
170 119.5-77.5-103.5 17.9
165 119.5-76.5-103.5 16.3
160 119.5-75.5-103.5 14.8
155 119.5-74.5-103.5 13.4
150 119.5-73.5-103.5 13.4

All round

中上級

価格(税込):価格(税込):135,300(マーカーFDT TP10セット)

ユニティはオガサカスキーの中でオールマウンテンモデルに位置づけられるシリーズ。UNITY-FS2は上位機種のFS1がメタル補強されていることに対して、メタルなし設計となっていることより、フレックスがより軟らかく、またより軽量となっており、FS1より扱いやすいスキー板となっている。スイングバランスもよく、スキー板のたわみも出しやすいのでこれからスキーの正しい動きを習得したいというスキーヤーやSAL2級にチャレンジしたいという方におすすめのモデル。もちろんゲレンデを一日中楽しみたいというレジャー志向の方にもぴったり。

UNITY FS3(ユニティFS3)

UNITY_FS3
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
160 119.5-75.5-103.5 14.8
155 119.5-74.5-103.5 13.4
150 119.5-73.5-103.5 12.1
145 119.5-72.5-103.5 11.0
140 119.5-71.5-103.5 9.9

All round

中級

価格(税込):123,200(マーカーFDT TP10セット)

基礎スキーで絶対的な存在感を持つ小賀坂のエントリーモデルと言えるUnity FS3。これからスキーを始めたい、基礎スキーを始めたいという方でも十分に扱えるスキー板。スキーを始めるけどそれなりにしっかりとしたスキー板が欲しいという方におすすめのスキー板。初心者、初級者向けという訳ではないが、軽量性と、フレックスの軟らかさに重点が置かれているスキー板であり、これからSAJ2級を目指したい、カービングターンの切れを向上させたいという方には上位機種のFS2をお勧めしたい。