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奥美濃(郡上)エリア | 高鷲スノーパーク

高鷲スノーパーク

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高鷲スノーパークは岐阜県奥美濃(郡上)エリアに位置し、総面積100ha、最長滑走距離4800mのスケールを誇る「西日本最大級」のスキー場です。隣接するダイナランドとコースで接続されており、リフト券も共通となっているため両方のスキー場を楽しむことが出来ます。2つのスキー場を合わせれば総面積180ha、全32コース、総滑走距離43kmの規模となり、白馬エリアを代表する白馬五竜&47と同格の規模となります。

高鷲スノーパークの一番の魅力は、広さと標高差を活かしたロングコースで、4000m級のロングコースを3本も有しています。ゴンドラ1本、リフト3本というデータからはリフト数が少なく見えますが、リフトは斜面構成に合わせて合理的にレイアウトされており、また高速リフトが主体であることから、自慢のロングコースを効率よく滑ることが出来ます。スキー場全体的には中級者向けコースが多く、コース上部は中上級者、コース下部は初級者向けコースが主体となっています。スキー場マップの赤線の左側がダイナランド、右側が高鷲スノーパークです。

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コース下部の充実した初級コースも高鷲スノーパークの大きな魅力です。パノラマコース下部は広大な緩斜面で初級者も安心して滑ることが出来ます。パノラマクワッドリフトを活用すれば、パノラマコース下部のみを集中的に滑ることが出来ます。パノラマクワッドリフト限定の初心者応援リフト券(2500円)もあり初心者への配慮が素晴らしいスキー場です。

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高鷲スノーパークは郡上エリアの中でも標高が高く、斜面の多くが北向きであり、雪質と量が安定していることでも知られています。長野県の白馬や野沢のような降雪量はありませんが、タイミングが良ければ、ディープパウダーを楽しむことも出来ます。コース上部には4つのツリーランコースがあり、個の非圧雪コースもあり、郡上エリアでは一番非圧雪、ツリーランエリアが充実したスキー場と言えるでしょう。標高1550mの山頂にあるTAKASU TERACEからは美しい景色を見ながら、ドリンクや食事を楽しめるおすすめスポットです。テラスからの景色は素晴らしく人気のフォトスポットとなっています。

コース比率

初級
40%
中級
32%
上級
28%
非圧
10%
圧雪
90%

コース基本情報

コース数 12
総面積 100ha
最長滑走距離 4,800m
標高 1550-950m
営業期間 12/15~5/6(2019)

リフト数

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0 1 3
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0 0 0 0

高評価ポイント

  • 西日本最大級の規模を持つスキー場。隣接するダイナランドと合わせれば一日では滑り切れないほどの広さになる。
  • 4000m級のロングコースが3本もある。
  • 15人乗りゴンドラと高速クワッドリフト3本を活用することで広大なコースを効率よく滑ることが出来る。
  • 北向き斜面であり、標高も高いため、スキー場上部を中心に良好な雪質を楽しめる。
  • 4個のツリーランエリアがある。
  • パークの規模が大きく、ハーフパイプのサイズは日本最大級。
  • 山頂のテラスカフェ「TAKASU TERRACE」が素晴らしい。
  • 初級者が安心して滑れるコースが充実している。

頑張って欲しいポイント

  • 週末を中心に混雑が激しい。特に初級者向けのパノラマコースが混雑する。
  • 中級者向けコースであっても、一部スキー場上部には中級者には厳しい部分もある(例:ダイヤモンドコース上部)。

高鷲スノーパークのおすすめ圧雪コース

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1.ダウンヒルコース上部 2.整備の行き届いているダウンヒルコース 3.スカイラインBコース

ダイヤモンドコース(全長3900m 最大17° 平均10°)

山頂のゴンドラ駅を起点にスキー場の中心にレイアウトされている、高鷲スノーパークのメインコースです。全長3900mのダウンヒルを楽しむことが出来ます。コース出だしはワイドな中斜面で空いていれば高速のロングターンを楽しむのに最適です。コース下部に向かうにつれて斜度が緩やかになり、パノラマコース下部(初級)に合流します。上部のみを滑りたい場合はダイヤモンドクワッドリフトを活用して上部のみを楽しめます。中級者コースですが、上部は多少斜度がきついので、怖いと思う中級者には隣接するパノラマコースをお勧めします。

パノラマコース(全長3950m 最大21° 平均10°)

北アルプスの山々を眺めながら快適なロングクルージングを楽しめる尾根沿いのコースです。コース上部は適度な斜面変化を楽しめる中斜面で、コース下部にはワイドな緩斜面が広がります。全体的にダイヤモンドコースより斜度は緩めなので、比較的リラックスして滑れる斜面と言えるでしょう。

  

高鷲スノーパークのツリーランエリア

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高鷲スノーパークには合わせて4つのツリーランコースがあります。ツリーランエリアに入っても基本的には迷うことはありませんので、他のスキー場のツリーランエリアより難易度が低いと言えます。それぞれには樹木の名前が付けられています。山頂ゴンドラ降り場近くのツリーランエリアが「橅(ブナ) 」(全長200m、最大35、平均30°)で、エリア幅が広い為いろいろなコース取りを楽しめ、斜度も適度であることから人気の高いエリアです、ブナから少し下った場所にあるエリアが「楢(ナラ)」(全長70m、最大35°、平均30°)です。更にもう少し下り、ゲレンデの中腹部に位置するエリアが「栃(トチ)」(全長280m、最大35、平均30°)です。

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2019‐20シーズンにはスキー場上部のゴールドコース横に新しいツリーランエリアである「楓(カエデ)」(全長450m、最大38、平均25°)がオープンしました。スキー場上部であり、北向けの斜面であり、高鷲スノーパークのツリーランエリアの中でも一番雪質の良いエリアと言えます。また、滑走距離は450mとツリーランエリアの中で一番長く、その距離も大きな魅力です。木々の間隔も広めであり、「これからツリーランにチャレンジしたい!」という方にもお勧めできます(もちろん、ツリーランはリスクが伴いますので基本的に中・上級者以上が対象です)。

高鷲スノーパークのおすすめ非圧雪パウダーエリア

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1.テクニカルコース 2.スーパーコース 3.チャンピオンコース

非圧雪コースとしては、テクニカルコース(全長350m 最大32° 平均23°)、スーパーコース(全長400m 最大27° 平均17°)、チャンピオンコース(全長2250m 最大40° 平均12°)の3つがあります。スキー場山頂に近い、テクニカルコース、チャンピオンコースでは降雪後は良質のパウダースノーを楽しむことが出来ます。テクニカルコースはワイドな非圧雪急斜面でありスピードに乗ったパウーダ―ランを楽しむことが出来ます。スーパーコースは標高が高い上に、北向き斜面であり良いコンディションが長く保たれます(もちろん降雪後はパウダー愛好家が大挙するのですぐにノートラックはなくなります)。

高鷲スノーパークの初級者向けコース

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パノラマコース下部のワイドな緩斜面

パノラマコース(全長3950m 最大21° 平均10°)

コース上部は中級者コースですが、コース下部にはワイドな緩斜面が広がっています。パノラマクワッドリフトを活用すれば、下部の緩斜面のみを滑ることが出来るので初級者も安心して練習することが出来ます。パノラマクワッドリフト限定の初心者応援リフト券(2500円)もあります。

ビギナーコース(全長3100m 最大10° 平均7°)

初級者でもゴンドラに乗車し、山頂からの約4900mのロングクルージングを楽しめるコースです。コース上部急斜面を回避し迂回するように設計されている林間コースが続きます。コース下部ではパノラマコース下部(初級者向け)に接続します。スキー場上部の良い雪質と美しい景色を楽しめる魅力度の高いコースです。

 

高鷲スノーパークのファミリースキー、子供向け関連情報

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1.屋根付きムービングベルトでそり遊びも快適 2.子供だけで運転することが出来る一人乗りスノーモービル 3.センターハウス2階のの無料室内休憩エリア「ファミリースペース」

センターハウスの左隣にはキッズパークがあります。そり遊び、チュービング、雪山遊び、ふわふわ滑り台等が揃っており、全長70mのムービングベルトは屋根を備えており天候の悪い日でも快適に楽しむことが出来ます。子供が寒くなった時に休憩できる室内休憩所もあり安心です。キッズパークの入園料は700円/日で、当日のリフト券があれば無料となります。スノーモービルランドも隣接されており、子供用一人乗りタイプと、大人と二人乗り出来るタイプがあります。運転方法はスキー場スタッフが教えてくれるので子供一人での運転を楽しむことが出来ます(対象6歳以上)。土日祝日限定で1000円/人です。

高鷲スノーパークの充実したパークアイテム

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1.パノラマコース中間部以下に広がる広大なパーク 2.日本に一台しかない世界規格のパイプ造成マシーン 3.国内最大級ハーフパイプ「スーパーパイプ」(全長120m、高さ7m)

高鷲スノーパークはパークアイテムが充実していることで有名で特にスノーボーダーの人気が高いスキー場です。2008年にはスノーボードFISワールドカップの会場にも選ばれました。パノラマコース下部にはウェーブやミニキッカー、レール、ボックス、4連キッカーなど多彩なアイテムが魅力の「パノラマパーク」があり、パーク初・中級者でも楽しめる設計となっています。パークの最後には日本に1台しかない世界標準規格の「22ft+」専用マシーン「パイプモンスター+」で造成された国内最大級ハーフパイプ「スーパーパイプ」(全長120m、高さ7m)があり、エキスパートスノーボーダー、フリースキーヤーを魅了しています。パーク初級者でも入りやすい通常のパイプである「レギュラーパイプ」(全長120m、高さ3.5m)もあります。

  

高鷲スノーパークへのアクセス

自家用車で移動する場合は高速道路を使用して名古屋(豊田JCT)から1時間50分、大阪(吹田IC)から3時間の距離です。奥美濃(郡上)付近にて鉄道の駅はありませんので、各主要都市からの移動はバスや日帰りツアーバスの使用が一般的です。

名古屋からのアクセス(高速バス+タカススノーシャトル)

名古屋駅から高山、白川郷方面へ向かう高速バスを活用できます。スキー場直行のバスではありませんが、高速バスであり、スキー場近隣の高速道路のひるがの高原サービスエリアが停車駅となっています。バスの運行会社は岐阜バス、VIPライナーの2社です。岐阜バスは名古屋駅名鉄バスセンター3階より出発しひるがのSAまで約1時間40分、VIPライナーは名古屋VIPラウンジ(名古屋駅より徒歩5分)より出発し2時間20分です。ひるがのSAからは無料のタカススノーシャトル(大日岳LINEルート)に乗車し、高鷲スノーパークまでは約30分です。8時20分発名鉄バスセンター発の岐阜バスに乗車すれば、ひるがのSAに10:02に到着します。その後、ひるがの高原SA10:25発のタカススノーシャトルに乗車し、10:40に高鷲スノーパークに到着します(2019-20シーズン時刻表の場合)。

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名古屋、高山からの日帰りスキーバスツアー

名古屋、高山からはリフト券がセットになったお得な日帰りスキーバスツアーが運行されています。以下に幾つかのツアー例を掲載します。高山市内からの日帰りツアーもあるので、観光地である飛騨高山に滞在し、美味しい食事と飛騨高山の雰囲気を楽しむこともおすすめです。

都市ツアー名(運行会社)集合場所集合/帰着時間金額(リフト券込)
名古屋トライパルツアー(三重交通)JR名古屋駅広小路バス乗り場7:40/19:306,300~8,900円
高山※1 高山駅西口他 9:20/17:306,700~7,400円

※1: 運行期間1月中旬から2月下旬

※2: 高山市内各地に停車します。詳細は三重交通ホームページにて

高鷲スノーパーク付近の宿泊情報

スキー場内に宿泊施設はありませんが、隣接するダイナランドにはスキー場直営のホテルヴィラ・モンサンがあります。リフト券は共通ですのでヴィラ・モンサンに宿泊するとバスや車での移動をすることなく快適に高鷲スノーパークを楽しむことが出来ます。ひるがの高原エリアを中心に複数のペンション、民宿、貸コテージがありますが、徒歩圏内ではないので基本的には自家用車で移動する必要があります。一部タカススノーシャトルバス停近くの宿泊施設もあります。人気の観光地である飛騨高山まで車で1時間の距離であり、飛騨高山(高山市)に宿泊して、高鷲スノーパークを日帰りで楽しむことも出来ます。高山市内は宿泊施設も充実しており、市内各地域から出発するトライパルツアーの日帰りバスツアーも活用できます(1月中旬から2月下旬の毎日運航)。

高鷲スノーパーク基本情報

高鷲&ダイナリフト券基本価格

券種大人 シニア※1 子供※2 利用可能時間
一日券 4,900円 4,000円 2,100円

平日8:00~16:30

土日祝日6:00~16:30

午後券 3,700円 -円 -円 12:00-16:30

※1:週末価格、平日は3,300円

※2:4歳以上、中学生以下

ホームページ

https://www.takasu.gr.jp/

TEL

0575-72-7000

住所

〒501-5305 nbsp;岐阜県郡上市高鷲町西洞3086-1