斑尾エリアは長野県北部の下高井郡の山間部、野沢、戸狩エリアと新潟県妙高エリアの中間地点にあたる豪雪地帯に位置します。標高1382mの斑尾山の北側にスキー場が広がっており、降雪量と雪質に恵まれています。
斑尾エリアには斑尾高原リゾートと、タングラム斑尾の2つのスキー場があります。2つのスキー場は隣接しており、コースが相互に接続されていま。この2つのスキー場は別の会社によって運営されていますが、共通リフト券を購入することで、2つのスキー場を楽しむことも出来ます。
斑尾エリアは標高も高く、降雪に恵まれた場所に位置する為、最高のパウダースノーを楽しめることで知られています。その雪は「Japow」の中でも格別のパウダースノーとして「Madapow」とも呼ばれています。斑尾高原スキー場は近年ツリーランエリアを拡充しており、パウダー愛好家の人気が高まっています。アクセスも良く、東京からは北陸新幹線とバスで最短2時間20分で到着できます。妙高エリアや野沢、戸狩エリアへも約1時間で移動できる為、他のスキーエリアと合わせて楽しむことも出来ます。
野沢、戸狩エリアのスキー場の標高、コース数、リフト本数、レベル別比率等を表にまとめました。
スキー場 | 最上部 | 最下部 | コース | リフト | 最長滑走距離 | 初級 | 中級 | 上級 |
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斑尾高原スキー場 | 1,350m | 910m | 32 | 13 | 2,500km | 30% | 35% | 35% |
タングラムスキーサーカス | 1,320m | 800m | 19 | 5 | 2,500m | 30% | 40% | 30% |
野沢、戸狩エリアが高い評価を得ている点としてはアクセスの良さです。東京からであれば、長野新幹線とシャトルバスで約2時間半でスキー場に到着することが出来ます。最寄りの新幹線の駅は「飯山駅」で、バスで野沢温泉まで約分、戸狩温泉まで約分の距離です。東京から白馬エリアに向かう場合は同じく新幹線とバスで最低でも3時間半は必要と考えるとこのエリアのアクセスは非常に魅力的です。「高速バス」は夜行便アが中心ですがコストパフォーマンスに優れ多くは直行でありとても便利です。以下にそれぞれの特徴と移動時間をまとめます。
東京からであれば新幹線とバスの組み合わせが一般的です。東京駅から北陸新幹線で東京駅から飯山駅まで最短で約1時間40分。運賃は指定席で円です。その後斑尾高原行きの直行バスに乗車し約30分です(運賃片道500円)。新幹線からバスへの乗換え等を含めて、約2時間30分です。バスは長電バスの運行で運賃は700円~1000円で、冬季は基本的に7往復の運航です。また、野沢温泉と斑尾を結ぶバスも運行されています(一日2往復)。自家用車の場合は豊田飯山ICが最寄となります。山道が続きますのでチェーン装着(もしくはスタッドレスタイヤを装着した4WD)が必須と言えます。
斑尾高原ホテル
斑尾エリアにはスキー場直結の大型ホテルから小規模のペンションまで幅広い選択肢があります。斑尾高原スキー場には斑尾高原ホテル、モンエール斑尾、タングラム斑尾にはホテルタングラム斑尾等のスキーインスキーアウトのホテルがあることは大きな魅力です。同じ長野県北部に位置するパウダースノーで人気の野沢温泉スキー場はこのような大型ホテルがないこと比較すると、この点では斑尾エリアに軍配があがります(もちろん、野沢温泉の温泉街は魅力的であり利便性という観点で比較した場合です)。また、スキー場近隣には約30軒のペンションもあり、好みと予算に応じて選択することが出来ます。多くのペンションがゲレンデから徒歩0~5分の徒歩圏内でありとても便利です。宿泊エリアには夕食やお酒を楽しめるような飲食店は現時点ではありません。