岐阜県高山市は「飛騨高山」と呼ばれ、その中心地は江戸時代の雰囲気を感じられる古い街並みや歴史的建造物が残る人気の観光スポットとなっています。飛騨高山の主要観光地はJR高山駅を中心に徒歩で楽しむことが出来ます。
ダイナランドや鷲ヶ岳等の人気のスキー場が集中する岐阜県の奥美濃エリアの北側に位置し、車で約1時間の距離です。宿泊施設も多いので、これらのスキー場を楽しむためのベースエリアとして活用することも出来ます。
白馬村から飛騨高山までは地図上で見ると直線距離では近く見えますが、白馬と飛騨高山の間には日本アルプスがあり、自動車で移動する場合は約3.5時間を要します。白馬エリアから約1~1.5時間の距離にある松本市に移動し、そこからバスに乗車し約2.5時間という移動方法が一般的です。移動に時間はかかりますが、日本らしさを感じることの出来る美しい観光地であり、更に高山駅から車で約50分の距離には世界遺産である白川郷もありますので、是非ともスキー旅行と合わせて楽しんで頂きたいスポットです。志賀高原や野沢温泉といったスキーエリアからのアクセスも可能です。
江戸時代の雰囲気をそのままに残す、飛騨高山観光の定番スポットです。まるでタイムスリップをしたかのような雰囲気を感じることが出来ると言われています。古い街並みに並ぶ建物は住居として使用されているものもありますが、多くはお店として営業しており、民芸品やお洒落な雑貨の買いもの、食事を楽しんだりすることができます。人力車に乗って散策することもお勧めです。JR高山駅から東へ徒歩5分程度の距離ですのでアクセスも便利です。
「食べ歩き」も飛騨高山観光の楽しみの一つです。古い町並みを散策していると、テイクアウトで様々なローカルグルメが販売されていることに気づくでしょう。おすすめは“飛騨牛の握り”です。飛騨牛は日本を代表するブランド和牛として知られています。軽く炙られた新鮮な飛騨牛が寿司として提供されています。他にも揚げたてのミンチカツや飛騨牛串焼き等を楽しめます。
陣屋とは、江戸時代に郡代・代官が治政を行った場所です。江戸時代末期には日本全国に同様の陣屋が60か所もありました。現在でもその姿を当時のまま残しているのは高山陣屋だけであり、とても貴重な歴史的建造物とされています。
高山市内間と高鷲スノーパーク間のバスとリフト券がパックになったの日帰りバスツアーがあります。三重交通というバス会社よって販売、運行されており、高山市内の主要ホテルと、高山駅が発着地となっています。運行時期は運行期間1月中旬から2月下旬です。2020年段階ではこれ以外にタカスマウンテンズの各スキー場と高山市内を結ぶバス等はありません。
めいほうは2019-20シーズンよりめいほう‐高山駅間の無料シャトルバスの運行を開始しました。高山駅からは1時間10分(8:45発-めいほう9:55)の距離ですです。このシャトルバスは無料ですが事前予約が必要です。
自動車で移動する場合は約3.5時間を要します。公共交通機関で移動する場合は、まずは白馬エリアから約1~1.5時間の距離にある松本市に移動します。JR在来線、特急での移動が一般的です。松本駅からはアルピコバスが高山駅(高山バスターミナル)行きの高速バスを運行しています。所要時間は約2.5時間、料金3,500円です。
志賀高原からを例に挙げれば、まずはバスで長野駅に向かいます。約1時間の移動です。その後、長野駅から北陸新幹線に乗車し富山駅を目指します。約1時間の距離で、運賃は指定席で4,160円です。富山駅からは富山地鉄が運行するバスに乗車し、高山駅(高山バスセンター)まで2.5時間です。料金は3,260円です。このバスは白川郷を経由するので先に白川郷を観光することも出来ます。志賀高原から飛騨高山(高山バスセンター)までの移動は乗り換えを含めて5時間程度です。野沢、斑尾からであれば、飯山駅までバスで移動し、その後は北陸新幹線に乗車します。その後は上記と同様の経路で飛騨高山にアクセスすることが出来ます。合計の所要時間は野沢、斑尾ともに4時間半程度です。