志賀高原(長野県) | 熊の湯スキー場

熊の湯スキー場は横手山スキー場に隣接するスキー場です。横手山と同じく、志賀高原エリアの中でも標高が高いエリアに位置する為、雪質が良いことで知られています（1950m～1690m）。またゲレンデが北向きであり、直射日光の影響を受けにくく、良い雪質が長く保たれるという特徴もあります。人工降雪機も備えており、志賀高原の中でも一番早くシーズンインするスキー場です（一般的に11月末にはオープンする）。スキー場下部には温泉の匂いが立ち込める温泉宿が並んでおり、アフタースキーは良質の温泉（日本でも珍しい翡翠色の温泉）を楽しむことが出来ます。「良質のパウダースノーと良質の温泉を楽しむことが出来る」というのが熊の湯スキー場の大きな魅力です。

センターハウス（レストラン・ベルドール）を中心にコースが扇状に広がっており、どのコースを滑っても基本的にセンターハウスに戻ってくることが出来ます。ゲレンデ下部は初級者が安心して滑ることの出来る緩斜面になっています（リフト中間がもあり初級者は途中でリフトを降り緩斜面のみを滑れる）。スキー場上部は上級者が楽しめる急斜面が中心の構成となっており、コブや深雪が楽しめるコースが充実しています。熊の湯スキー場は初級者から上級者までもが幅広く楽しめるスキー場と言えます。

「第3Aコース」（全長1000m、最大32度、平均20度）では降雪後には志賀高原の中でも最高レベルの非圧雪パウダースノーを満喫出来ます。特に第3クワッドリフト沿いは地形変化が多彩で、ジャンプなどを交えた深雪でのパウダーランを楽しむことが出来ます。「イベントコース」（全長300m）や「第4Ａコース」（全長400m）も降雪後は深雪を楽しめるパウダー愛好家に人気のコースです。熊の湯スキー場自体が北向きであること、志賀高原の中でも標高が高いエリアに位置することから、熊の湯スキー場は降雪後に最高のパウダーを楽しめるスキー場と言えます。

熊の湯スキー場は初級者も安心して滑ることの出来るコースが充実しています。メインゲレンデの「第2Ａコース」にかかる2Aリフトには中間降り場があり、コースの緩斜面部のみを滑れます。「第3Ａコース」の緩斜面部にも滑り込めます。緩斜面のみを滑ることが出来るので初心者も子供も楽しく滑ることが出来ます。またコース中には一部木々が生えている箇所もあり自然を楽しみながら滑れることも魅力の一つです。