志賀高原(長野県) | 横手山·渋峠スキー場

横手山スキー場は日本で一番高い場所にあるスキー場として有名で、頂上の高さは2,307mです。横手山スキー場の頂上を越えた逆側にあるのが渋峠スキー場です。標高2307mの世界では雪と氷に囲まれた「天空のスキー場」の気分を感じることが出来ます。志賀高原の他のエリアとは異なる特別の世界が広がっています。標高が高い分、さらさらのドライパウダーを楽しむことが出来ることも大きな魅力です。山頂からは、志賀高原のシンボルとも言える「笠ヶ岳」、北アルプスの山々の雄大な景色、時には美しい雲海を見ることも出来ます。気候条件が良ければ富士山を見ることも出来ます。

コースとしては、頂上から美しい樹氷林を見ながら滑ることの出来る約4㎞のロングクルージングコースや、コブや深雪（降雪後）を楽しめる急斜面コース、スキー場下部には初級者が安心して滑ることの出来る1km 以上のロングな緩斜面まで、幅広いレベルの方が楽しめるコースが揃っています。

山頂には「日本一高いパン屋」として有名な「横手山山頂ヒュッテ」があります。熱々のオーブンで焼き上げた「きのこスープ」も絶品です。また、山頂リフト降り場は「満天ビューテラス」となっており、テラスからの絶景を楽しむことが出来ます。このエリアは志賀高原の最南部にあるスキー場であり、志賀高原の中心部からも一定の距離がある為、冒険気分で楽しむことをおすすめします。横手山の美しい眺望とパウダースノー、そして美味しい食事はスキー旅行の良い思い出となるでしょう（エリア中心部とはリフトでは接続されておらず、バスに乗車する必要あり）。

2307mの横手山山頂から「横手山キングコース」(全長810ｍ、最大21度、平均12度)、「横手山第2ゲレンデ」(全長1993ｍ、最大22度、平均11度)、「横手山第1ゲレンデ」(全長1250ｍ、最大7度、平均5度)の3つのコースを続けて滑れば、最長約4㎞のロングクルージングを楽しめます。頂上からの「横手山キングコース」では美しい樹氷の中、斜面変化を楽しみながら滑ることが出来ます。

「横手山第2ゲレンデ」では幅の広い快適な緩斜面を楽しめます。途中から林道コースに分岐しますが、こちらの林道コースでも美しい景色を楽しめます（斜度が緩いので、スノーボードには厳しいです）。下部の「横手山第１ゲレンデ」は距離の長い緩斜面で、初心者、初級者の練習にぴったりです（これだけのパウダースノーで練習できる環境は非常に贅沢であり、上達も早いはず）。

「横手山ジャンボコース」(全長1020ｍ、最大28度、平均19度)は通常はコブ斜面を、降雪後は最高の深雪を楽しむことが出来る急斜面です。横手山のパウダーは日本最高レベルの雪質であり、まさに「JAPOW」を楽しめるコースと言えるでしょう。降雪後でなくてもコース脇にパウダーが残っていることがありますので、コース脇でスプレーを上げるチャンスもあります。

渋峠スキー場は横手山の山頂の向こう側に位置するスキー場です。892mのペアリフト一本と小規模なスキー場ですが、最高の雪質と眺望を楽しむことが出来ます。斜度の緩めの幅広のコースが中心でとても快適に滑れます、降雪後「渋峠ウェーバーコース」の一部は非圧雪になっていることが多く最高の雪質の深雪を楽しむことが出来ます。