志賀高原(長野県) | 奥志賀高原スキー場

奥志賀高原スキー場は志賀高原エリアの最奥部にあり、志賀高原の入り口と言えるサンバレーエリアからは約11km離れています。焼額山の北東斜面に位置し、焼額山スキー場に隣接しています。

スキー場山頂が2009mと高く、斜面が北東向きであることから志賀高原の中でも特に上質のパウダースノーを楽しむことが出来るスキー場として知られています。雪質の良さに加えて降雪量も多く、フレッシュパウダーに出会える確率が高いことも大きな魅力です。

ゲレンデは二つのエリアに分かれており、最上部で繋がっています。スキー場右側は頂上から快適な緩中斜面、上級者向けの急斜面、そしてワイドな緩斜面へと続く構成で、最大約3100mのロングクルージングが楽しめます。急斜面部は緩やかな初級者向け林間コースで迂回できるので、初・中級者でも山頂からベースまで滑り切れます。スキー場左側には奥志賀高原ゴンドラがかかっており、ゴンドラを活用し快適な中斜面が続くコースでロングクルージングを楽しめます。スキー場山頂部では隣接する焼額山スキー場との往来が出来ます。

スキー場最上部の第4ゲレンデ（全長400m、最大16度、平均12度）は中級者向けのしっかりと整備が行き届いた中緩斜面です。ワイドな開放的なゲレンデで非常に快適に滑ることが出来ます。スキー場最上部でありその雪質は言うまでもなく最高レベルです。コース横には高速第4ペアリフトもあり、繰り返し楽しむスキーヤーも多い人気のコースです。隣接する焼額山スキー場山頂から移動するとまずこのコースに出ます。

第2エキスパートコース（全長630m、最大30度、平均23度）は上級者に人気のワイドな急斜面一枚バーンです。スキー場下部からそのコースを見上げれば上級スキーヤーなら誰もがチャンレンジしたくなるようなコースです。基本的には毎日圧雪がされているので、急斜面を高速カービングターンで一気に滑り降りることも出来ます。コース脇は非圧雪となっており、降雪後は上質のパウダー深雪も楽しめます。圧雪部分と非圧雪部分を行ったり来たりして滑るのもまた楽しいです。リフトは第2エキスパートコース沿いにかかっており、ギャラリーの目も多くテンションは更に高まるでしょう。

ダウンヒルコース（全長2,200m、最大28度、平均19度）は奥志賀高原の中でも特に人気の高いロングコースです。2500mのロングコースでは多彩な地形変化や美しい眺望を楽しむことが出来ます。コース脇に残されたパウダー部で遊ぶことも出来ます。一部上級コースとなっている急な部分もありますが、しっかりと整備されていてコブ斜面も無いことから、中級レベルでも問題なく滑り切れるコースと言えます。ゴンドラを利用して滑るコースであり、悪天候時も快適に滑ることが出来ます。

スキー場ベース部には初心者や子供も安心して滑ることの出来る第1ゲレンデ（全長900m、最大8度、平均6度）があります。他のスキー場では初級者ゲレンデといっても意外に斜度のあるコースも多いですが、このコースは安心の斜度です。またコース幅も広いので開放的でリラックスして滑れます。コースの目の前がセンターハウスやホテルなので子供が疲れてもすぐ休憩することが出来ることも大きな魅力です。