志賀高原(長野県) | サンバレー・丸池・蓮池

サンバレースキー場は志賀高原の入り口に位置するスキー場、丸池スキー場は日本で最初にリフトが設置された歴史あるスキー場、蓮池スキー場は美しい林間コースが有名なスキー場です。これら３つのスキー場は隣接しており、スキー場間をスムーズに移動することが出来ます。蓮池スキー場からはジャイアント、西館山スキー場へも移動でき、宿泊施設も充実していることから志賀高原を楽しむベースとしての人気が高いエリアです。

サンバレースキー場はコンパクトなスキー場ではありますが、初級者から上級者までが楽しむ事の出来る、斜面変化に富む多彩なコースが魅力です。リフトは法坂クワッドリフト一本ですが、このリフトを活用して、中級コースや上級コースを効率よく滑べれるので「いっぱい滑って練習したい！」というスキーヤーにおすすめです。降り場からは緩斜面を経由して丸池方面へ滑り込むことが出来ます。

法坂クワッドリフトを降りると二つのコースがあり、右側（スキーヤーズライト）は中級コースの「サンバレーＢ＋メインコース」（全長700m、最大25度、平均20度）です。適度な斜度とコース幅で爽快にカービングターンを楽しめるコースです。リフトを降りて左側（スキーヤーズレフト）は「サンバレーA＋白熊コース」（全長650m、最大30度、平均18度）で上級者向けのコースです。基本的にはコブ斜面となっており上級者の腕試しコースと言えます。リフト乗車客がギャラリーとなる為、多少緊張します。ナイター営業もありますが、中上級コースでナイターが楽しめるというのは非常に魅力的です。

丸池スキー場は志賀高原の玄関口、丸池・蓮池・サンバレーエリアの中心的ゲレンデです。ファミリー向けの施設やサービスが充実していること、志賀高原を代表する難関コース（パウダーコースでもある）があること、初、中、上級のコースがバランスよく揃っていることが魅力のスキー場です。

子供専門のスキースクール「志賀高原キッズスクール」では4歳からレッスンを受講できる他、ランチケア（昼食時間も子供のケアを受けられる）もあり、お父さん、お母さんは子供を預けている間スキーに集中することが出来ます。キッズパークはムービングベルトのある斜面だけでなく、子供の楽しめる雪遊び遊具等も充実しています。丸池スキー場はナイター営業もあり、ゲレンデ近くの宿泊施設も充実しているので滞在しながら楽しめるスキー場です。

「丸池Aコース」（全長270m、最大32度、平均27度）は志賀高原を代表する急斜面であり、大きなコブが並ぶ上級者向けのコースです。降雪後にはその急斜面で極上のパウダースノーを楽しめます。このエリアは初級者やファミリースキーヤーが多いエリアでもあり、降雪後のノートラック争いは比較的緩い穴場と言えます。「丸池Cコース」（全長800m、最大18度、平均16度）は比較的斜度が緩く、初級者でも美しい景色の中をリラックスして滑ることが出来ます。丸池第1リフトで山頂へ上がると蓮池スキー場へ行け、丸池第2リフトに乗ればサンバレースキー場へも行くこともできます。

蓮池スキー場は美しい白樺林に囲まれた緩斜面主体のゲレンデで初心者やファミリーに最適なスキー場です。丸池スキー場・サンバレースキー場へとスムーズに移動できる位置にあります。蓮池スキー場からはジャイアントスキー場に接続しており、ジャイアントスキー場からは西館山や発哺ブナ平方面に移動することが出来ます。

「蓮池Bコース」（全長700m、最大16度、平均11度）は上部から緩やかな斜面が続き、ゆったりと滑ることが出来るコースです。コース途中から丸池方面へ移動できます。「蓮池ジュニアコース」（全長500m、最大18度、平均15度）は初級者の練習に最適なコースです。ジャイアントスキー場への連絡コースでもあります。ジャイアントコース中間部（中級者向け）に出る為、初級者の方は注意が必要です。また、蓮池スキー場下部にもジャイアントコースに繋がるスキー用トンネルがあります。こちらを通って、一部徒歩またはスケーティングが必要になりますがジャイアントスキー場の「七曲りコース」（このコースも中級コース）方面へで行くことができます。スキーを履いてトンネルを抜けるというのも冒険の様でとても楽しい経験となります。